-50℃以下に冷却されたアルコール液の中に真空パックした食材を浸透させて急速冷凍させる方式です。液体の高い熱伝導率により急速に凍結させることで氷結晶が小さくなり、細胞の破壊を極力抑えた凍結ができます。 この結果、解凍してもドリップがほとんど出ません。


ReCella80,ReCella150Lは-50℃まで設定、Hayabusaは-30℃設定です。


3機種ともに凍結速度が非常に速いため、凍結した商品は白濁したようにみえますが解凍すると凍結前の状態に戻ります。


凍結速度は従来の冷凍庫エアブラスト方式と比較すると20倍速く凍結できます。

液体凍結機について詳しく紹介してるVTRです。

最大氷結晶生成温度帯(-1℃~-5℃)の時間が食品冷凍の品質を左右します。通常の空気冷凍では、食材の細胞が壊れながら凍るため、解凍した時にドリップ(旨味成分)が出て、食感が変わってしまいますが液体凍結機は鮮度を保持したまま冷凍するので、解凍後のドリップもわずかで済みます。

 空気冷凍の20倍の速さで凍結
 アニサキス等の寄生虫対策に
 食品ロスの軽減に
 冷凍庫での保存も-50℃で凍らせているため温度変化の影響を受けない
 卓上型なので設置がしやすく移動も楽で車に積んでの作業も可能

液体凍結機をスラリー状態にして使用します。

※凍結液は食品添加物として使用されているアルコールで、安全で除菌性にも優れています。

*スラリーアイスとは柔らかい泥のようになっている氷の状態を指します。

スラリーアイス状態で使用すると。
  1. 同じ温度なら液体よりも1.5倍速く凍結
  2. スラリーアイス状にすることで食材を多く入れても温度が上がりにくい
  3. 氷が溶けるまで繰り返し使用できるので多くの食材を凍結することが可能

ReCella(リセラ)はスターリングクーラーを採用しています。

  • コンプレッサーと比べて、とても静かです。
  • 家庭用100Vコンセントが使えるのに最大-50℃まで設定できる。
  • 消費電力が少ない
    • (ReCella80最大144W ReCell150L最大200W)
  • スターリングクーラーはDC電源で動作します。
    • 付属のACアダプターを通して日本の家庭用電源コンセントのみならず、海外でもその国基準のケーブルに取付けることですぐに使用できます。