リセラ80を使った急速冷凍評価試験

名古屋大学医学系研究科腫瘍病理学実験室の御協力をいただき、鮭と和牛の一般冷凍庫とリセラ80でそれぞれ凍結した組織に病理組織学的診断に使用されるHS標本を作って比較した内容です。
以下2つの写真は和牛を比較した実際の組織画像です。
左のリセラ80で凍結した和牛は解凍しても組織は変わりませんが、右の一般冷凍庫で緩慢冷凍した和牛は組織が壊れています。

報告書内容の一部を紹介

  • 生鮭・和牛ともに、ReCella80凍結では骨格筋組織の構造が保たれているが、家庭用冷凍庫を用いた凍結では氷晶形成により組織の構造が崩れている。
  • 和牛脂身(緑丸)部分が、ReCella80凍結標本では、脂肪組織の網目構造が保たれているが、家庭用冷凍庫凍結では網目構造が崩れている。

実験の流れを動画にしました。

報告書のダウンロードはこちらか。